2024年11月版 リリースノート

作成者 Ashish Chaudhary, 変更日 金, 3 10月 で 10:53 午後 作成者 Ashish Chaudhary

2024年11月 リリースノート

SpotnanaのTravel-as-a-Serviceプラットフォームに追加された最新のアップデートをご紹介します。機能ごと(コンテンツ、セルフサービスなど)にまとめています。


コンテンツ

RyanAirとのダイレクト接続

SpotnanaはRyanAirと直接連携できるようになりました。これにより、旅行者の皆さまはより多くの運賃やコンテンツを選択できるようになります。この連携によって、以下のことが可能です。

  • すべての販売拠点(POS)からRyanAirの運賃やコンテンツを利用可能

  • GDS手数料なしでRyanAirのフライトを予約できるため、よりお得な価格でご利用いただけます

  • GDSでは提供されていない2つの追加運賃タイプ( レギュラー および プラス

)を選択できます。NDCや他の航空会社APIを使ったSpotnanaのダイレクト連携については、 NDCおよびダイレクト接続の概要をご覧ください。  

旅行管理

シングルサインオン(SSO)のセルフサービス設定

会社管理者の方は、Spotnanaとご自身のIdP(アイデンティティプロバイダー)を自分で接続できるようになりました。これにより、Spotnanaプラットフォーム内で直接シングルサインオン(SSO)をご利用いただけます。設定が完了すると、ユーザーはSpotnana専用のIDやパスワードを入力する必要がなくなり、SSOでアクセスできるようになります。

SSOの接続設定を行うには、 「会社」 を 「プログラム」 メニューから選択してください。次に、サイドナビゲーションの 「連携」 を 「設定」 セクションから選びます。 「連携」 ページが表示されますので、 「SSO」 タブを選択してください。Spotnanaで対応している3つの標準認証方式が表示されます。

  • OpenID Connect

  • SAML

  • Google Standard

上記いずれかの設定方法を選ぶと、セットアップに必要な手順が表示されます。SpotnanaとIdPの接続設定が完了したら(または既存の接続を編集した場合も)、設定のテストを促す画面が表示されます。 詳しくは、 Spotnanaでシングルサインオン(SSO)をIdPに設定する方法をご覧ください。


ご注意 SSO用にIdPと接続していない場合、ユーザーはSpotnanaのIDとパスワードの入力が必要です。 


この機能は自動では有効になりません。「連携」ページに認証方法が表示されていない場合、SSOのセルフサービス設定がアカウントで有効化されていません。もし利用したい場合は、カスタマーサポートまでご連絡ください。 


ATPCOからのCO2排出量データ

Spotnanaで旅行を予約する際、予約の流れの中でCO2排出量データを確認できるようになりました。これにより、より環境に配慮した選択がしやすくなります。また、会社管理者の方は自社の出張によるカーボンインパクトを分析できます。Spotnanaではデフォルトで Atmosfair の航空便向けCO2排出量データを表示していますが、他のカーボン計算ツールとの連携も可能です。


今回から、航空便のCO2排出量データとしてATPCOも選択できるようになりました。Atmosfair(航空のみ)、Google Flights(航空のみ)、Thrust Carbon(航空・ホテル・鉄道・レンタカー対応)など、既存の選択肢に加えてご利用いただけます。 


詳しくは、 カーボン排出量の計算についてをご覧ください。

ATPCOのCO2排出量データの有効化や詳細については、Spotnanaカスタマーサポートまでお問い合わせください。


希望する名前の統一表示

旅行者がSpotnana上で「希望する名前(ファーストネーム)」を登録した場合、その名前がプラットフォーム全体で表示されるようになりました。法的な氏名は、パスポートなどの書類と一致が必要な場面のみ表示されます。 

希望する名前は、旅行者検索や予約手続き、メールなど、さまざまな場面で表示されます。法的な氏名は、 「旅行者情報」 セクションや 「チェックアウト」 、チケット上などに引き続き表示されます。管理者やエージェントは、法的な氏名でも希望する名前でも旅行者を検索できるので、手配者や承認者、エージェントが普段呼び慣れている名前で検索でき、旅行者の希望も尊重できます。


TMCインフラストラクチャ

旅行者のステータス(スタンダード/VIP)割り当て

TMC管理者は、旅行者ごとに スタンダード または VIP のステータスを割り当てられるようになりました。これにより、TMCは VIP ステータスを特定の旅行者に付与し、以下のような管理が可能になります。

  • VIP旅行者向けに個別の手配手数料を設定

  • 会社のレポートを 旅行者ステータス

  • で絞り込み 「VIPのみ表示」 フィルターを 「旅行者」 テーブルで使い、VIP旅行者を特定( 「ユーザー」 ページの 「プログラム」 メニュー内) 

旅行者のステータスを設定するには、 「ユーザー」 を 「プログラム」 メニューから選択します。 「旅行者」 ページで会社の旅行者一覧が表示されるので、該当する旅行者を選び、VIP または スタンダードを 「旅行者情報」 セクションで割り当ててください。 VIPに設定されると、TMC管理者やエージェントの画面で VIP ステータスラベルが表示され、その旅行者がVIPであることが一目で分かります。

エージェント向け機能

マニュアルフォームのユーザーインターフェース改善

Spotnana外で発生した予約をエージェントが管理・作成するための「マニュアルフォーム」を全面的にリニューアルしました。これにより、Spotnana上で旅行者の旅程を手動で更新する作業がより簡単になりました。今回のアップデートで、以下の点が改善されています。

  • 編集、交換、キャンセルの各手続きがそれぞれ専用のプロセスになりました。

  • マニュアルフォームで更新依頼者の名前を記録できるようになり、エージェントは編集時に入力を求められます。

リムジン Shell PNR

Spotnanaでリムジンの予約・変更・キャンセルができるよう、旅行者とエージェント向けの機能を段階的にリリースしています。今回はその第一弾となります。


エージェントはSpotnanaの 「旅程」 ページから、リムジン予約用のShell PNRを直接作成できるようになりました。Shell PNRを使うと、GDSを通じて手動で予約を作成し、その内容をSpotnana上でも確認できます。 


SpotnanaでShell PNRを作成すると、Sabre GDSに新しいPNRレコードが自動生成されます。乗客の氏名や住所、連絡先、支払い情報などの主要な予約情報は、Sabre GDSおよびGroundSpan Sabreアプリに自動で反映されます。GroundSpan Sabreアプリで予約が完了すると、その内容はSpotnanaの 「旅程」 ページで自動的に管理されます。予約データはSpotnanaのTrips APIや分析機能にも記録され、TMCのバックオフィスシステムとも共有されます。さらに、予約の変更やキャンセルも自動で追跡されるので、エージェントが手動フォームで記録する必要がなくなります。


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