2024年7月 リリースノート
SpotnanaのTravel-as-a-Serviceプラットフォームに追加された最新の機能をご紹介します。機能ごとに(コンテンツ、セルフサービスなど)カテゴリ分けしています。
旅行体験
鉄道:イギリス・ヨーロッパの鉄道予約がモバイルアプリで可能に
Spotnanaのモバイルアプリから、イギリスやヨーロッパ各国の鉄道を予約できるようになりました。Spotnanaで取り扱っている全ての鉄道会社(UK Rail(イギリス)、Deutsche Bahn(ドイツ)、SBB/CFF(スイス)、SNCB(ベネルクス)、Italo(イタリア)、Renfe(スペイン))に対応しています。
Spotnanaのモバイルアプリは、Spotnanaのホームページ下部にあるリンクからダウンロードできます(デスクトップ・モバイルウェブどちらからでもOK)。Apple App StoreとGoogle Play Store、両方のリンクをご用意しています。詳しくは、 ヨーロッパ・イギリスの鉄道予約方法 および Spotnanaモバイルアプリのダウンロード方法をご覧ください。
鉄道:モバイルアプリで鉄道予約の自己キャンセルが可能に
Spotnanaのモバイルアプリから、ご自身で鉄道予約のキャンセルができるようになりました。アメリカ(Amtrak)、イギリス(UK Rail)、ドイツ(Deutsche Bahn)、スイス(SBB/CFF)、ベネルクス(SNCB)、イタリア(Italo)、スペイン(Renfe)など、Spotnanaで取り扱っている全ての鉄道会社に対応しています。
キャンセルしたい場合は、まずモバイルアプリ内の 「今後の予定」 タブを 「旅行」 ページで選択してください。キャンセルしたい鉄道予約が含まれている旅行を探して選択すると、旅行の詳細ページが表示されます。キャンセルしたい鉄道予約を見つけて、 「キャンセル」をタップしてください。 ウェブ版Spotnanaでの操作方法については、 アメリカ(Amtrak)の鉄道予約キャンセル方法 および ヨーロッパ・イギリスの鉄道予約キャンセル方法をご参照ください。
新しい通貨の追加
Spotnanaのグローバル展開に伴い、以下13種類の通貨が新たにプラットフォームで利用できるようになりました:アルゼンチンペソ、コロンビアペソ、ポーランドズウォティ、サウジアラビアリヤル、トルコ新リラ、中国人民元、インドネシアルピア、日本円、マレーシアリンギット、ニュージーランドドル、フィリピンペソ、タイバーツ、ベトナムドン。
出張管理
会社の出張一覧ページがさらに便利に
会社管理者の方が従業員の出張状況をより分かりやすく把握できるよう、 「会社の出張」 ページに以下の機能を追加しました:
出張がテーブル形式で一覧表示されるようになりました
出張のステータス(今後の予定、完了、キャンセル、要対応)で絞り込み・表示ができます
テーブルの列を追加・削除できます
テーブルから直接、旅程を共有・ダウンロードできます
出張名をクリックすると、その旅行者の出張詳細にアクセスできます 「出張名」
1ページあたり最大50件まで表示件数を変更できます
「会社の出張」 ページを表示するには、 「旅行」 メニューの 「会社」 セクションから 「旅行」 を選択してください。 「会社の出張」 ページが表示されます。
ポリシー:鉄道のパッシブ承認
会社管理者は、鉄道予約時の承認方法として 「パッシブ承認」 を選択できるようになりました。 「パッシブ承認」 は、ポリシー内・外どちらの予約にも設定可能です。 「パッシブ承認」 を選ぶと、承認者にメール通知は届きますが、承認者側での操作は不要です。鉄道会社の規定(キャンセル可能期間や返金可否など)の関係で、鉄道予約にはハード承認・ソフト承認は利用できません。
パッシブ承認の設定は、 「ポリシー」 メニューの 「プログラム」 から行います( 「デフォルト」 ポリシーページが表示されます)。 「デフォルトポリシー」 を 「従業員」 または 「非従業員」 (左側)から選択し、 「一般」 セクションを展開し、 「承認」 セクションまでスクロールして、 「鉄道」 の承認設定を見つけてください。ここでポリシー内・外の鉄道予約ごとに承認タイプを選べます。詳しくは、 承認ポリシーの設定方法 および 予約ごとの承認タイプ設定をご覧ください。
ポリシー:最安値ロジカル運賃(LLF)の強化
最安値ロジカル運賃(LLF)機能では、利用者が選択した運賃と、同じ検索結果内で利用可能なポリシー内の最安値運賃を比較します(出発時刻やフライト時間、乗り継ぎなどの条件も考慮)。詳しくは、 最安値ロジカル運賃(LLF)概要をご覧ください。
今回、LLF機能を強化し、より簡単にコストパフォーマンスの高いフライトを選べるようになりました。
LLFを計算する際、 最大許可キャビン(座席クラス)に基づき、1つのLLF旅程とその価格のみを算出するようになりました。
検索時の各区間ごとにLLFのおすすめが表示されるので、チェックアウト時まで待たずに選択の参考にできます。
ポリシー外のフライト区間を選択した場合、LLFポリシーに沿ったポリシー内の選択肢がボックスで表示され、ワンクリックでおすすめフライトを切り替えて探せます。
フライト検索中に特定運賃の「ポリシー外」ラベルをクリックすると、ポリシー内のおすすめフライトが表示されるようになりました。
ポリシー外の旅程を選択し、より安い運賃が見つかった場合、チェックアウト時に通知が表示されます。通知内のリンクからおすすめフライトを確認し、より安い運賃に変更できます。
これらのLLF強化機能は、会社でLLFポリシーを有効にしている場合のみ利用できます。LLFポリシーの設定方法は、 最安値ロジカル運賃の設定方法 をご参照ください。
また、LLFポリシーを有効にしている会社は、LLFに関する詳細レポートも利用できます。レポートを見るには、 「会社レポート」 を 「分析」 メニューから選択し、 「最安値ロジカル運賃」 を 「節約」 カテゴリから選んでください。レポートには、見逃した節約額や選択した旅程の所要時間の違いなどの指標が含まれます。
承認ダッシュボード:旅行者での絞り込み機能
「承認ダッシュボード」 は、会社管理者や承認者が今後の予約の承認対応や、過去の予約とその承認状況を確認できる機能です。今回のアップデートで、承認待ちの一覧から旅行者名で検索・絞り込みができるようになりました。 操作方法は、 「承認」 を 「旅行」 メニューから選択します。 「承認ダッシュボード」 が表示され、承認待ちの予約が一覧で確認できます。 「旅行者」 を選択し、旅行者名を入力してください。詳しくは、 承認ダッシュボード をご覧ください。
未使用クレジットの管理機能
Spotnanaでは、外部ベンダーに頼らず独自の未使用クレジット管理システムを構築し、Sabreの未使用クレジットやMCOの管理を行えるようになりました。これにより、お客様には以下のメリットがあります:
フライトをキャンセルした場合、SpotnanaのOBTやモバイルアプリで、利用可能なクレジットがすぐに確認できます。
エージェントは、Spotnanaプラットフォーム上でクレジットの新規作成・更新・削除・使用済みマークを手動で行えます。未使用航空券クレジットに対応した全てのコンテンツ(Sabre、NDCダイレクト連携、Southwestダイレクト接続)で利用可能です。
エージェント向け機能
旅行単位でのメモ追加機能
エージェントは、旅行ごとに旅行者向けのカスタムメモを追加できるようになりました。メモの追加・編集・削除が可能です。操作方法は、 「今後の予定」 タブを旅行者の 「旅行」 ページで選択し、メモを追加したい旅行を選びます。旅行の詳細ページが表示されたら、画面右上のメモ帳アイコンを見つけて 「旅行メモを表示」 をクリックします。画面右側にサイドパネルが開き、メモの履歴が表示され、メモの追加・編集・削除が行えます。エージェントがメモを追加すると、旅行者には
「旅行」 ページやモバイルアプリで通知が届きます。未読メモがある場合は、旅行詳細ページのメモ帳アイコン横に青い通知マークが表示されます。
承認ダッシュボード:組織・旅行者での絞り込み機能
「承認ダッシュボード」 は、会社管理者や承認者が今後の予約の承認対応や、過去の予約とその承認状況を確認できる機能です。今回のアップデートで、TMCエージェントも自社TMC内の特定の旅行者や組織ごとに承認を絞り込んで表示できるようになりました。 「承認ダッシュボード」
を表示するには、 「承認」を 「旅行」 メニューから選択してください。 「承認ダッシュボード」 が表示され、承認待ちの予約が一覧で確認できます。旅行者で絞り込む場合は 「旅行者」 を選択し、旅行者名を入力してください。組織で絞り込む場合は、 「旅行者」 の左側にあるドロップダウンフィルターから組織名を入力してください。詳しくは、 承認ダッシュボード をご覧ください。
手動フォーム・シェルPNRでの最安値ロジカル運賃チェック
エージェントがSpotnana外で予約した航空券を手動フォームやシェルPNRで追加した際、 「確定」 ボタンをクリックすると、その予約に対してポリシー判定が行われます。この判定に、会社でLLFポリシーが有効な場合は自動で最安値ロジカル運賃(LLF)のチェックも含まれるようになりました。
手順としては、まず手動フォームまたはシェルPNRで予約を作成し、その後 「確定」 をクリックしてください。システムが設定済みのLLFポリシーに基づいて自動判定し、ポリシー外かどうかを判断します。
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