2023年6月 - リリースノート
SpotnanaのTravel-as-a-Serviceプラットフォームに追加された最新の機能をご紹介します。機能ごとに(コンテンツ、セルフサービスなど)カテゴリ分けしてご案内しています。
コンテンツ
Amtrak鉄道の予約対応
今夏は鉄道のサポート強化に力を入れています。Spotnanaのオンライン予約ツールから、Amtrakの鉄道チケットがご予約いただけるようになりました。Acelaの高速鉄道やカナダへの国境越えルートを含む全Amtrak路線に対応し、フェリー・バス・タクシーの旅程も追加されています。座席クラスはコーチ、ビジネス、ファーストクラスから選べ、Amtrak Guest Rewardsカードもご利用いただけます。
Amtrakを新たに鉄道サプライヤーとして追加しただけでなく、鉄道検索体験も一新しました。検索画面のデザインが新しくなり、Amtrak駅コードでの検索や、運賃クラスごとのカラム表示ができる新しい検索結果ページ、より見やすくなったチェックアウト・旅程ページなど、使いやすさが向上しています。
現時点では、個室や寝台のチケットはご予約いただけません。鉄道の予約機能は、今後Spotnanaのモバイルアプリにも追加予定です。また、セルフサービスでの変更・キャンセルもまもなく対応予定です。
鉄道の割引・ロイヤリティカード
旅行者の方は、鉄道のロイヤリティカードや割引カードを プロフィールに追加できるようになりました。これにより、割引運賃の適用やポイントの獲得が可能になります。検索画面では、該当する場合は複数の割引・ロイヤリティカードを検索結果に適用できます。選択できるカードは駅の組み合わせによって制限されます。例えば、Amtrakは1回の検索で1枚のみですが、ヨーロッパの鉄道会社は複数枚の割引カードを同時に利用できます。
ホテル客室画像の充実
客室画像が掲載されているホテルが大幅に増えました。これにより、予約時によりイメージしやすくなり、ご自身に合ったホテルを選びやすくなります。
検索と旅程
国民ID番号
旅行者の プロフィールに、国民IDも登録できるようになりました。これにより、国民IDの提示が必要なサプライヤーの予約もスムーズに行えます。
メール旅程の強化
Spotnanaのトラベルエージェントは、旅程メールにメモを記載できるようになり、重要なお知らせを旅行者の方に直接伝えられるようになりました。
セルフサービス
セルフサービスによる航空券変更の拡大
航空券の変更は、航空会社ごとのルールや複雑なケースが多く、自動化が難しい分野です。今回、こうした課題を大きく前進させ、GDS航空券の複数回の交換や、アップグレード申請中のGDS航空券の交換にも対応しました。
さらに、無効期間中に航空券の変更を試みた場合はキャンセル案内に自動で誘導されるようになりました。また、最初の航空券が払い戻し不可の場合は、新しい運賃ルールに関わらず交換後の航空券も払い戻し不可となる旨を、事前にお知らせするようになりました。
NDC予約の未使用航空券クレジット利用
未使用航空券クレジットは、法人旅行プログラムにおける損失の主な要因の一つです。これを解消するため、Spotnanaでは未使用クレジットの自動管理・利用機能を業界トップレベルで開発しています。これまでにGDS運賃でのセルフサービスによる未使用クレジット利用が可能になっていましたが、今回新たに、American AirlinesおよびUnited AirlinesのNDC運賃でも未使用クレジットがご自身で利用できるようになりました。Spotnanaはこの機能を世界で初めて提供しています!
航空券の仮押さえ
「とりあえず席だけ確保して、予約の確定は後で」というご要望にお応えし、Spotnanaでは航空券を24時間仮押さえできる機能を追加しました。
仮押さえを有効にするには、旅程名・支払い方法・必須カスタム項目など、すべての情報が入力されている必要があります。仮押さえ後は、ワンクリックで予約を確定できます。
仮押さえ中は料金が固定されるわけではありません。また、仮押さえの段階では座席指定はできず、購入時のみ座席を選択できます。予約確定時に承認申請が発生します。仮押さえはすべての航空会社や、出発まで1週間未満の便ではご利用いただけません。現在、American Airlines、United Airlines、JetBlue、Alaska Airlines、Southwest Airlinesでご利用可能で、今後さらに拡大予定です。
仮押さえ中は料金が確定しません。また、仮押さえ時に座席指定はできず、実際に購入する際のみ座席を選択できます。 予約確定後に承認申請が発生します。仮押さえはすべての航空会社や、出発まで1週間未満の便ではご利用いただけません。 仮押さえ機能は現在、American Airlines、United Airlines、JetBlue、Alaska Airlines、Southwest Airlinesでご利用可能です。今後さらに対応航空会社が追加される予定です。
ユーザー一括アップロードの統合
会社管理者は、CSVファイルをアップロードすることで、Spotnanaにユーザーや代理手配者をまとめて追加できるようになりました。これに伴い、 ユーザーアップロード ページを 会社 タブから削除し、代わりにCSVアップロード機能を ユーザー ページに追加しました。正しいフォーマットでアップロードできるよう、管理者は ユーザー ページからCSVテンプレートをダウンロードできるようになっています。
ポリシーとレポート
ホテル・レンタカー・鉄道の承認ワークフロー
これまで航空券予約で利用できたソフト承認・ハード承認に加え、ホテル・レンタカー・鉄道の予約にも簡単にハード/ソフト承認ワークフローを設定・管理できるようになりました。設定は プログラム > ポリシー ページから行えます。
払い戻し不可の料金に対するハード承認ワークフローは、自動キャンセル(および金銭的損失)を防ぐために設計されています。払い戻し不可の料金の場合、明示的にキャンセルされない限り、ハード承認は自動的にソフト承認に切り替わります。
承認メールの「見逃し節約額」フィールド
承認メール(ポリシー違反時)に 見逃し節約額 というフィールドを追加しました。これは、ポリシー違反の航空券予約と、Spotnanaのダイナミックポリシーで算出された最安運賃との差額を表示します。承認者は、予約した運賃と中央値・最安値・論理的最安値の差をひと目で確認できます。
この機能は現在、航空券予約のみ対応しています。
セルフサービスでのポリシードキュメントアップロード
会社管理者は、ポリシードキュメント(PDF)を プログラム > ポリシー 管理画面エリアからセルフサービスでアップロードできるようになりました。また、旅行プログラムによってはグループごとに異なるポリシーを持つことも多いため、管理者はグループごとにポリシードキュメントをアップロード・更新できるようになりました。これにより、旅行者には自分のポリシーグループに合ったドキュメントがOut of Policyモーダルで表示されます。
デフォルトのポリシーは引き続き、 ホームページ および 検索結果 ページの上部に表示されます。
カスタムフィールドの強化
カスタムフィールドは、オンライン予約時に必要な情報を旅行者から集めるための便利な機能です。管理者が質問内容や表示方法を柔軟に設定できるよう、以下のような機能強化を行いました。
CSVファイル - カスタムフィールドのCSVをアップロードし、必要に応じて入力データをエクスポートできるようになりました。これにより、多数の選択肢を一括で登録できます。
フリーテキスト - 複数選択・単一選択フィールドに加え、フリーテキストフィールドも追加できるようになりました。
代替コストセンター - 部署ごとに複数のコストセンターがある会社向けに、他部署のコストセンターに旅行費用を割り当てる機能を追加しました。コストセンターの登録は、会社のHRフィードを「ソース」として連携するか、管理者が手動で選択肢を入力できます。設定は チェックアウト ページ内で、 プログラム > カスタムフィールド セクションから行えます。HRフィードを利用する場合は、コストセンター・部署・法人・オフィスの4つから選択できます。
カスタムフィールドの条件設定 - カスタムフィールドの質問は、すべての旅行者に必ずしも必要とは限りません。予約プロセスをスムーズにするため、管理者は条件付きロジックを設定できるようになりました。条件は以下の項目で設定できます。
従業員タイプ(HRフィード)
国(HRフィード)
コストセンター(会社設定)
法人(会社設定)
オフィス(会社設定)
部署(HRフィード)
予約タイプ(航空券、ホテル、レンタカー、鉄道)
旅行タイプ(国内・海外)
リムジン取引レポート
リムジンの取引もトランザクションレポートに追加されました。旅行管理者は、航空券・ホテル・レンタカー・リムジンのすべての取引レポートを個人・会社単位で確認できます。なお、リムジン予約は現在、Seat 1Aユーザー向けにエージェントが対応しています。
お支払い
セントラルカード機能の強化
旅行管理者は、ホテル・鉄道・レンタカー・航空券の予約にセントラルカードを追加できるようになりました。セントラルカードは、法人単位・国単位・特定の旅行者タイプごとに、すべての旅行者の支払方法として設定できます。各セントラルカードは 支払方法 ページに一覧表示され、管理者は一括でカードの設定・管理が可能です。
チェックアウト時に複数の支払い方法が表示されると、どれを選ぶべきか迷うことがあります。これを防ぐため、会社管理者は「必須セントラルカード」を設定できるようになり、予約時にはそのカードのみが選択肢として表示されます。そのカードが利用できない場合は、個人のクレジットカードを利用できます。
旅行管理者は、ホテルの現地払い料金やレンタカーの現地払い料金の保証用として、セントラルカードを指定することもできます。
ホテル予約でセントラルカードが料金の確保に使われますが、現地で別のカードの提示が必要となる場合もあります。
役割ごとのカード権限
これまでは、セントラルカードやバーチャルカードを、特定の法人・部署・国・コストセンターごとに設定できました。今回から、ユーザーの役割ごとにもカードを設定できるようになりました。管理者は、セントラルカードやバーチャルカードを「エージェント・管理者のみ」または「全員」に表示するか選べます。これにより、 チェックアウト ページ上の支払い方法をより細かくコントロールできます。
連携機能
ISOS連携
世界中の企業向けDuty of Careサービスで知られるInternational SOS(ISOS)とのオプション連携により、SpotnanaのDuty of Care機能がさらに強化されました。ISOSをご利用中のお客様は、旅行者の予約情報やその後の変更情報を、ほぼリアルタイムでISOSに送信できます。これにより、世界中どこにいても旅行者の位置把握や連絡が可能となります。また、ISOS連携でNDC交換に対応したのはSpotnanaが世界初です。
この連携機能をご利用いただくには、SpotnanaとISOSの両方のご契約が必要です。
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