2025年1月版 リリースノート

作成者 Ashish Chaudhary, 変更日 金, 3 10月 で 10:58 午後 作成者 Ashish Chaudhary

2025年1月 リリースノート

SpotnanaのTravel-as-a-Serviceプラットフォームに追加された最新の機能をご紹介します。機能ごとに「コンテンツ」「セルフサービス」などのカテゴリでまとめています。

コンテンツ

easyJet とのダイレクト接続

SpotnanaはeasyJetと直接連携できるようになりました。この連携により、旅行者の方は以下のようなことが可能になります。

  • よりお得なダイナミック運賃にアクセスできます。 

  • 予約時に座席の購入や指定ができます。

  • 予約から24時間以内であれば、自動的に返金(キャンセル料が発生する場合はその分を差し引き)を受け取れます。

  • TMCの担当者、またはeasyJetの担当者どちらでもサポートを受けられます。どちらで変更手続きをしても、航空会社とSpotnanaの両方に反映されます。

この連携はKyteが提供するAPIを利用して開発されています。コンテンツソースの表示権限がある場合は「Kyte」と表示されます。

NDCや航空会社との直接連携について詳しくは、 NDC概要をご覧ください。 

出張管理

「夜間」キャビンクラスの定義

プラットフォーム上で夜間便のキャビンクラスに関するポリシーを設定する際、管理者の方が「夜間便」の定義や、以下の項目を細かく設定できるようになりました。

  • キャビンクラスのアップグレード設定: 夜間便に対して許可する最大キャビンクラスを選択できます。

  • 夜間時間帯の設定: 出発地のタイムゾーンに合わせて夜間の開始・終了時刻を設定できます(初期設定は午後10時~午前6時です)。

  • 夜間移動時間の計算: 夜間便ポリシーの対象となるために必要な夜間移動時間(乗継時間を含めるかどうかも選択可能)を設定できます。

詳しくは、 フライトポリシーの設定方法をご覧ください。 

支払い

航空券のTMC支払い対応と自動化

航空券予約時の支払い方法の選択や決済処理を自動化・効率化するため、次の機能を追加しました。

  • チェックアウト時のクレジットカード制限: チェックアウト時に、航空会社が対応している支払い方法のみが表示されます。対応していないカードを選んだ場合は自動でブロックされ、別の支払い方法を案内します。 

  • 中央カードの自動切替: 会社の中央カードが航空会社で使えない場合でも、チェックアウト画面で他の支払い方法を選べるので、担当者に連絡せずそのまま予約を進められます。

  • すべての支払いパターンに対するQCチェック: 許可されていない支払い方法で予約された場合、QC(クオリティチェック)時にアラートが出て、TMC担当者が発券前に修正できます。これにより、航空会社からのADM(エージェンシーデビットメモ)のリスクを減らし、ルール順守を徹底できます。 

  • マーケットごとのルール対応: 地域や販売拠点、運賃タイプ(法人向け・一般・プライベートなど)に応じて、航空会社の受入ルールを自動で適用します。Spotnanaのシステムが航空会社・運賃タイプ・GDSのPCC情報をもとにチェックアウト時に判定し、ルール順守をサポートします。

これらの機能は、FOP(支払い方法)ルールをCSVファイルで提供いただいているTMCチャネルパートナー様向けです。ご利用希望の場合は、担当のPartner Success Managerまでご連絡ください。

Stripeと連携しているTMCチャネルパートナー様向けには、以下の機能もご利用いただけます。

  • 現金支払い自動化(Stripe経由): 現金のみ対応の航空会社でも、旅行者は任意のクレジットカードで支払いが可能です。Stripeでカード決済後、航空会社には現金が送金されるため、担当者による現金処理が不要になります。TMCがこれら取引のマーチャントオブレコードとなります。

  • 現金予約の変更・追加サービス対応(Stripe経由): 現金決済の自動化は、予約後の変更や追加サービス購入にも対応。返金や追加請求も、最初に利用したクレジットカードで処理されます。

  • Shell PNR現金対応(Stripe経由): GDSでShell PNR経由で作成した予約が現金のみ対応の場合、QCチェックで担当者に現金支払いへの変更を促します。修正後は、Stripe経由で指定のクレジットカードから自動で決済されます。


TMCインフラストラクチャ

セルフサービスによるサプライヤーコンテンツ管理

TMC管理者は、PCCの割り当ても含め、サプライヤーコンテンツをセルフサービスで柔軟に管理できるようになりました。

  • セルフサービスでの認証情報管理 – TMC管理者は、Sabreや各種NDC連携、Southwest・RyanAir・easyJetの直接連携、Travelfusion、Trainlineなど、Spotnanaのコンテンツパートナーごとに認証情報を確認・設定できます。

  • サプライヤーごとのアクセス権限管理 – クライアント・通貨・国・法人・TMC・販売拠点ごとに、特定サプライヤーのコンテンツを有効/無効にする柔軟な設定が可能です。

  • サプライヤー専用の管理画面 – 各サプライヤーごとに個別設定ができ、認証情報の管理や利用可否のコントロール、クライアントごとの割り当てルールも細かく調整できます。

  • 柔軟なルールベースの認証情報割り当てと一元的なルール判定 – クライアント・国・通貨ごとに認証情報のルールを設定し、一元的に判定できます。新しいルールエンジンにより、組織レベルの優先ルールやTMCのデフォルト設定を活用し、毎回最適な認証情報を自動で選択できます。

PCC設定方法についてご不明な点があれば、担当のPartner Success Managerまでお気軽にご相談ください。





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