SFTP - 設定手順
目次
ホスティングと認証について
お客様専用のSFTPフォルダは、AWSを利用した専用のSFTPサーバー上にご用意します。各お客様ごとに専用のユーザーアカウントが発行され、ご自身のSFTPフォルダに直接アクセスできます。認証方法は 鍵認証方式のみ対応しています。そのため、公開鍵と秘密鍵のペアをご自身で作成し、 Public Key 欄に公開鍵を登録してください。鍵は openSSH RSA 形式でご用意ください。鍵の作成方法については、 SFTPサーバー用 公開SSHキーの作成方法 をご参照ください。
設定方法
作成した公開鍵を、 Public Key 欄にご入力ください。必要に応じて、 Username 欄も変更できます。 Username 欄には、英字・数字・アンダースコアのいずれかで始まり、3~100文字以内で入力してください。使用できる文字は、英字・数字・アンダースコア・@・ドット(.)・ハイフン(-)です。
設定した Username、 SpotnanaドメインURL、および ポート番号 は、後ほどファイル送信設定を行う社内担当者が必要になりますので、安全な場所に控えておいてください。
ご注意: SFTPフォルダの設定完了後も、これらの情報は 管理画面から再度確認できます。ファイルアップロード時のレポートを受け取りたいメールアドレスを、 SFTPメール通知 欄にご入力ください。詳細は レポートとエラー対応 をご覧ください。
「 接続」をクリックしてください。
公開鍵を追加すると、初期状態は 未検証となります。この状態は、実際にフォルダにファイルがアップロードされるまでOBT上に表示されます。アップロードするファイルは、テスト用ファイルでも実際のHRフィードやカスタムフィールド用ファイルでも構いません(対応フォーマットのみ処理されます)。また、公開鍵を更新した場合も、次のファイルが届くまで状態は再び 未検証 になります。
SFTPフォルダを削除したい場合は、 切断をクリックしてください。これでSFTPフォルダが削除されます。再度ご利用いただく場合は、最初からすべての情報を再入力して設定し直す必要があります。
アップロード頻度とスケジュール
ファイルのアップロード頻度やタイミングは、お客様ご自身でご設定いただけます。ファイルがSFTPサーバーのフォルダにアップロードされたタイミングで、自動的にファイル処理が開始されます。
各レコードタイプ(例:ユーザー、カスタムフィールド、法人情報など)ごとの推奨アップロード頻度やスケジュールについては、 アップロード頻度とスケジュール の各レコードタイプごとのSFTP手順セクションをご参照ください。
レポートとエラー対応
アップロードされたファイルの情報をもとに、内部レポートを作成し、設定時に入力いただいた SFTPメール通知 宛てに送信します。レポートには、アップロードごとに以下の内容が含まれます。
ファイルのアップロードが失敗した場合の理由(フォーマット違い、カラム名不足など)
ファイル内の特定の行がアップロードできなかった場合の理由。部分的な更新は行わず、エラーが発生した列や必須項目が不足している行は、その行ごとに失敗となります。
アップロードのステータス(処理中、成功、失敗)
このレポートを使ってエラー内容の確認や原因調査ができます。ご自身で解決できない場合は、テクニカルサポートまでご連絡ください。
関連するよくあるご質問
更新や追加が必要なレコードのみを含む増分ファイルのアップロードは可能ですか?
はい
SFTPや手動アップロードの場合でも、使用しないオプション列をファイルに含める必要はありますか?
いいえ
SFTPサーバー用 公開SSHキーの作成方法
以下の手順に沿って、当社にご提出いただく公開SSHキーを作成してください。
フォーマット
型:文字列
文字数制限:最大2048文字
パターン
^ssh-rsa\s+[A-Za-z0-9+/]+[=]{0,3}(\s+.+)?\s*$
SSHキーの作成
SSHキーを作成するには、WindowsのコマンドプロンプトやmacOS・Linux・UNIXのターミナルで、次のコマンドを実行してください。
ssh-keygen -t rsa -b 4096 -f key_name
各オプションの意味
-t:暗号化方式
-b:鍵の長さ(ビット数)
-f:鍵のファイル名
サンプルキー
ssh-rsa AAAAB3NzaC1yc2EAAAADAQABAAABgQDDJB9oBRPrBegMDPEQo+HmNDb/jKUJL6q2kQpNNMDjNps9mhhwJ1dP/lOavMitBPAndeXlwaNEm2XbGaSrZtD/tbQTX1HQjP6pacy+Alf8kYBm5QFfl/Z6lGC8qHys10fpRXgYE7UhdSv6VyRqt1gELGFQwVBZ2kJJuBGJF1IRywwvG/h68B8iWU1+6KEWYQoUcT45r3j3otnx4NhhzpTiNgDbMk0ix+kar4/IstobRLcb7rt7FoUerTLNrVDi69DqbsGY5LN+NM8jVx0sPQLRC/ruil8pTHP3k4rDCc7a80+sH4sUTW+mHc7MTqbi/CcyyFAD8h7p6WqxEydOaJjMnvqAbE17BOj0TSxv3HMohTf3skzE7PbzVcjIfHTpFPGxmJkghAYAMi5l9VvAs91IpVylxjqPss3xQQJIZEmQdG2k7zk/UpsUFlmaOj6lCHRicFKCixKekzzm3nFuJvDEklurtydOQjZ8WkPzTSJfZBdKMuMUi0SQ9m9ZAw99t0=
各レコードタイプごとの手順
SFTPで特定のレコードタイプをアップロードする際の詳細手順は、以下の各トピックをご覧ください。
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