最安値ロジカル運賃の設定方法
ここでご案内する設定では、運賃検索時にどのように最安値ロジカル運賃を算出するか、またその最安値を基準にどの範囲までポリシー内とみなすかを細かく調整できます。
以下の手順と各項目の説明を参考に、最安値ロジカル運賃の計算方法や、その値をもとにどの運賃がポリシー内となるかを設定できます。
- 画面上部の Program メニューをクリックします。
- 次に Policies ( Settings内)を選択します。
- 左側の Policy メニューを展開します。
- 最安値ロジカル運賃を設定したいポリシーグループを選びます。例: Default Policyなど。
- 選択したポリシーの Flight セクションを展開します。
- さらに Flight セクション内を下にスクロールし、 Budget を見つけて、 Set Budgetをクリックします。
- 次に、 Dynamic Flight Budget – Domestic の項目で、国内線の旅程が最安値ロジカル運賃をどの程度上回ってもポリシー内とするかを設定します。
- 最安値ロジカル運賃より上回って許容する金額またはパーセンテージを入力し、 $ または % を選択してください。
- 右側のメニューから More than lowest logical fare を選びます。
- 同様に、 Dynamic Flight Budget – International の項目では、国際線の旅程が最安値ロジカル運賃をどの程度上回ってもポリシー内とするかを設定します。
- 最安値ロジカル運賃より上回って許容する金額またはパーセンテージを入力し、 $ または % を選択してください。
- 右側のメニューから More than lowest logical fare を選びます。
- さらに Flight セクション内を下にスクロールし、 Lowest logical fareを見つけて設定を展開してください。ここで最安値ロジカル運賃の計算方法を細かく調整できます。
- 下記の表を参考に、必要に応じて各設定を調整してください。
項目名 | 説明 |
---|---|
乗継時間(国内線) | 国内線で最安値ロジカル運賃を算出する際に考慮する、1回の乗継ぎごとの最大乗継時間を指定します。もし選択した経路の最短乗継時間がこの設定より長い場合は、その最短乗継時間が最安値ロジカル運賃の計算に使われます。単位は時間(30分単位で設定可能)です。 |
乗継時間(国際線) | 国際線で最安値ロジカル運賃を算出する際に考慮する、1回の乗継ぎごとの最大乗継時間を指定します。もし選択した経路の最短乗継時間がこの設定より長い場合は、その最短乗継時間が最安値ロジカル運賃の計算に使われます。単位は時間( 30分単位で設定可能)です。 |
経由地数 | 最安値ロジカル運賃を算出する際に考慮する経由地の数を指定します。選択肢は以下の通りです。
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出発時刻の前後幅(国内線) | 国内線の出発時刻を基準に、前後何時間の範囲で最安値ロジカル運賃を算出するかを指定します。例えば 「±2時間」 を選ぶと、10時発の便の場合は8時~12時発の便が対象となります。 |
出発時刻の前後幅(国際線) | 国際線の出発時刻を基準に、前後何時間の範囲で最安値ロジカル運賃を算出するかを指定します。例えば 「±2時間」 を選ぶと、10時発の便の場合は8時~12時発の便が対象となります。 |
空港間の移動 | 最安値ロジカル運賃を算出する際に、空港間の移動が必要な便を含めるか除外するかを指定します。選択肢は以下の通りです。
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航空会社 | 最安値ロジカル運賃を算出する際に、どの航空会社を含めるか除外するかを指定します。選択肢は以下の通りです。
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リンクボタンを使うことで、Budgetや最安値ロジカル運賃の設定を他のポリシーにも連動させることができます。
運用のコツ
自社に合った最安値ロジカル運賃の設定を見つけるまで、少し調整が必要な場合があります。初めてご利用の際は、次のような設定をおすすめします。
- 「 More than lowest logical fare 」の項目は、出張者が自分に合った便をある程度選べるような値に設定しましょう。この設定は Dynamic Flight Budget – Domestic と Dynamic Flight Budget – International ( Budget内)で設定できます。
- 「 経由地数 」は 最少に設定しましょう。
- 「 空港間の移動 」は 許可しないに設定するのがおすすめです。
- また、「 航空会社 」は 除外する を選び、LCC(格安航空会社)を除外することも検討してください。
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